高山善廣選手の
『エベレスト・ジャーマン』
について書いてみたいと思います。
今や高山さんの代名詞として完全に
定着したこの技ですが、自身の
フェバレット・ホールドとして
使い出したのはNOAHになってからの
ことでした。その前の全日本マットで
暴れていた頃はギロチン・ドロップなどが
フィニッシュとなっていたのですが、
あまり記憶に残っていらっしゃる方は
少ないのかも知れません!? それだけ、
高山選手といえば膝蹴りとジャーマン
という二大武器が突出しているからです。
でもそのジャーマンを決め技として使うように
なった当初、会場から送られてくる試合結果の
FAXには高角度原爆固めと書いてありました。
やはり身長196cmの高山さんがあれだけ
見事なハイ・ブリッジを決めるジャーマンですから、
普通に原爆固めでは味気なさすぎるというものです。
でもハイブリッジ・ジャーマンでは面白みに
かけるし、何かいい名前がないかなぁ〜と
当時からノアのパンフレットを作製していた
私は必死に悩んでいたのです。そこで真っ先に
浮かんできたのは“怪物”というフレーズなんですが、
それはゲイリーEオブライトや田上さんが
使ったときに“怪物”ジャーマンと書いて
いたので、もっとオリジナルなものがいいと
自分にダメ出しをしました。
そこから精神統一して考えていくこと数十分、
浮かんできたのはやはりあの高さでした。
「“誰よりも高いブリッジ”でも橋というより
名前が高山だから…山がいいか…。
世界で一番高い山…、エベレストだ!」
こうして
“エベレスト・ジャーマン”
と名付けたのです。でも正直、この名前は
高山さんに確認をとらずに勝手にNOAH
パンフに書き続けちゃいました。でも
マスコミにリリースした訳でもないんで、
それほど浸透してはいなかったのですが、
意外なところからこの名前が一躍
メジャーとなったのです!
その立役者となったのは、意外にも
新日本プロレスの中西学選手でした。
(つづく)
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